我孫子 武丸 (あびこ たけまる)

1962.10.7〜
兵庫県西宮市生まれ。
京都大学文学部哲学科中退。
1989年3月「8の殺人」でデビュー。
サウンドノベル「かまいたちの夜」(チュンソフト)のライターでも有名。

OHP
超参考
1989「8の殺人」★★★★
"8の字形の屋敷"ゆえに案出された、 不可解極まる連続殺人。 速水警部補と推理マニアの彼の弟&妹の3人組が挑戦するが、 真相は二転三転また逆転―。 速水三兄弟シリーズ第1弾。本格ユーモアミステリ(以下略) 「かまいたちの夜」の人。 お手軽で楽しく読みやすいこのシリーズ。 なんといっても三兄弟(兄・恭三、弟・慎二、妹・一郎)が魅力的ですねー。 いちおたん激萌え(;´Д`)
1989「0の殺人」★★★★
物語の冒頭に置かれた〈作者からの注意〉に、驚くべきことに、 奇妙極まりない殺人劇の容疑者たち四人のリストが公開されている。 この大胆かつ破天荒な作者の挑戦に、 果してあなたは犯人を突きとめられるか? 速水三兄弟シリーズ第2弾。 タイトルセンスがいいですねー。 ページ数も文庫で250を切る軽妙さ。
1990「メビウスの殺人」★★★★
大東京を恐怖のどん底につき落とす連続殺人が発生。 犯行は金槌によるメッタうちと絞殺が交互する。 犯人は一人か、あるいは別人か。 現場には常に謎の数字を記したメモが…。 被害者たちを結ぶ"失われた環"を探せ。 速水三兄弟シリーズ第3弾。 ミッシングリンクもの。 動機がぶっ飛んでて大好き。 このシリーズもっと書いてくれ…
1990「探偵映画」★★★★
映画界の鬼才・大柳登志蔵が映画の撮影中に謎の失踪をとげた。 すでにラッシュも完成し、予告篇も流れている。 しかし、結末がどうなるのか監督自身しか知らないのだ。 残されたスタッフは、撮影済みのシーンから スクリーン上の犯人を推理していく…。 『探偵映画』というタイトルの映画をめぐる本格推理小説。 これはなんかとても新鮮でした。 こういう種類のミステリ(トリック)って初めてかも。 変な感覚〜。
1992「殺戮にいたる病」★★★★★

永遠の愛をつかみたいと男は願った―。 東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。 犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。 冒頭から身も凍るラストシーンまで 恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、 とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 サイコミステリ。 凄まじいの一言。それだけで充分。 かなりエグいのであしからず… これほど"猟奇"って言葉が癒着するミステリも珍しい(;´Д`)
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