1994「異常快楽殺人」★★★★☆
昼はピエロに扮装して子供たちを喜ばせながら、
夜は少年を次々に襲う青年実業家。
殺した中年女性の人体を弄び、
厳しかった母への愛憎を募らせる男。
抑えがたい欲望のままに360人を殺し、
現在厳戒棟の中で神に祈り続ける死刑囚…。
無意識の深淵を覗き込み、果てることない欲望を膨らませ、
永遠に満たされぬままその闇に飲み込まれてしまった男たち。
実在の大量殺人者七人の究極の欲望を暴き、
その姿を通して人間の精神に刻み込まれた禁断の領域を探った、
衝撃のノンフィクション。
7人の大殺人鬼の生涯を描いたノンフィク殺人記。
割りとグロいのであしからず。
みんな幼児期に問題があって、悪人に思えないのが感慨深いです。
どの殺人犯だって"ちゃんと教育"されてれば"普通の人間"になってるよな。
先天性の異常の場合もたまにはあるだろけど。
くわばらくわばら。調法欠如。
目次のコピペ
人体標本を作る男 エドワード・ゲイン
殺人狂のサンタクロース アルバート・フィッシュ
厳戒棟の特別捜査官 ヘンリー・リー・ルーカス
ベトナム戦は終わらない アーサー・シャウクロス
赤い切り裂き魔 アンドレイ・チカチロ
少年を愛した殺人ピエロ ジョン・ウェイン・ゲーシー
人肉を主食とした美青年 ジェフリー・ダーマー
やはりこういったものや、鶴見済のアレなんかも
かじっておくと、ミステリに深みが出ますねえ。
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