清涼院 流水 (せいりょういん りゅうすい)

1974.8.9〜
兵庫県西宮市生まれ。

職業:小説家
自称:大説家
本名:金井英貴
筆名:由来は「清涼飲料水」と割と普通(マテ

甲陽学院高等学校卒業し、
京都大学 経済学部経営学科 在学中、
1996年「コズミック 世紀末探偵神話」で第2回メフィスト賞を受賞し、デビュー。
のちに中退(21世紀初の京都大学中退者らしい)
例の京都大学推理小説研究会出身。

上書は型破りな設定やストーリーが発表当初から大きな反響と悲鳴を呼んだ。
第2作となる「ジョーカー 旧約探偵神話」は本作品と対をなしており、
両作品を通読してはじめて浮かび上がる疲れる仕掛けが施されている。

超参考
1996「コズミック流」■●▲◇◎

「1年に1200人を密室で殺す」 警察に送られた前代未聞の犯罪予告が現実に。 1人目の被害者は首を切断され、 背中には本人の血で「密室壱」と記されていた。 同様の殺人を繰り返す犯人「密室卿」の正体とは? 推理界で大論争を巻き起こした超問題作。 JDCシリーズ。メタミステリ(以下略) 密室だらけ。探偵たちもぶっ飛んでます。 「ジューカー」をサンドして読むのがベター。 文庫版だと、「清」「涼」in(院)「流」「水」って意味。 なんだろうな、決して万人にはおすすめできないんだけど、 それでいて万人に読んでもらいたいようなこの感じ(;´Д`) 責任は絶対持ちませんよ?
1996「コズミック水」■●▲◇◎

日本全国を恐怖に陥れた大量密室連続殺人事件がついに解決。 驚倒すべき動機、トリック、真犯人とは。 JDCシリーズ。 解決編。 解決……してるんだよね。 メタ探偵のメタ推理でメタ犯人もメタメタです。 ……解決してるんだよね。
1997「ジョーカー清」■●▲◇◎

屍体装飾、遠隔殺人、アリバイ工作。 作中作で示される「推理小説の構成要素三十項」を網羅するかのように、 陸の孤島・幻影城で繰り返される殺人事件。 「芸術家」を名乗る殺人者に、 犯罪捜査のプロフェッショナルJDC(日本探偵倶楽部)の精鋭が挑む。 JDCシリーズ。 あらゆるミステリの要素を網羅します。 このプロットの時点で諦めないのがすごい……。
1997「ジョーカー涼」■●▲◇◎

陸の孤島・幻影城で続く装飾的不可能殺人事件。 あまりにも深い謎と暗示に隠されていた驚愕の真相は。 JDCシリーズ。 解決編。 結構まともな方かと(w ここまで評価に困る作品はそうないですねー……。
1998「エル 全日本じゃんけんトーナメント」■●▲◇◎

今年も全日本じゃんけんトーナメントの季節がやってまいりました。 ここ極楽ドームにお集まりいただいた7万人もの観客の皆さまの前で、 決勝トーナメント進出者1024人が覇を競います。 本日この場所で決定する今年の『ジャンケン王』は、はたして誰か。 木村彰一シリーズ。 ミステリ、でいいのかな……。 じゃんけんしてるだけでよければ(^^; いやはやこの作家はなんとも異色ですね、変態ですね(w かなりムチャクチャでも許容させる魅力があるというか強引というか。 読み方を選べるのも特徴的。おもしろいです?(疑問符っ)
1999「ユウ 日本国民全員参加テレビ新企画」■●▲◇◎

RRRRR…。 『木村さん、今、御覧になってますか?おめでとうございます!』 ブラウン管越しに手を振る人気TV番組『ゴールデンU』の司会者。 何のことだかわからない。 応募した憶えのない自分の「人間CM」が目の前で放映され、 しかもベスト・インパクト賞に選ばれてしまった!? あの「木村彰一さん」は誰だ? 今年も木村彰一は珍妙な事件に出くわした。 数々の悪戯的陰謀が暴かれた時に見えてくる真実とは? 著者渾身の傑作新世紀ミステリ。 木村彰一シリーズ。 あー(もうなにもいうことがない図)
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