西村 京太郎 (にしむら きゅうたろう)
1930.9.6〜
東京出身。
都立電機工業学校卒。
デビュー作「歪んだ朝」で昭和38年第2回オール讀物推理小説新人賞受賞。
1965年「天使の傷痕」で第10回江戸川乱歩賞受賞。
1981年「終着駅殺人事件」で第34回日本推理作家協会賞受賞。
著作は400を超え、発行部数の累計は2億部に到達。
本名:矢島喜八郎
OHP
超参考
1977「殺しの双曲線」★★★★★
差出人不明で、東北の山荘への招待状が6名の男女に届けられた。 彼らは半信半疑で出かけて行く。 雪に埋もれ、幸福感に酔っていた彼らは やがて恐怖のどん底に突き落とされた。 殺人が発生したのだ。しかも順々に……。 クリスティ女史の名作「そして誰もいなくなった」に、 異色の様式で挑戦する本格推理長篇。 ミステリ。 トラベルミステリの代名詞の著者ですが、これはなかなか本格。 代表作の一に値するでしょう。 閉ざされた雪の山荘、大好き。 たしか作中でクリスティの「そして誰もいなくなった」の ネタバレしてたような気がするので注意。 あと終盤の自供?のシーンだかで欠陥があった記憶があるようなないような。
1975「消えたタンカー」★★★☆☆
インド洋上で原油を満載したマンモスタンカーが炎上沈没した。 船長以下六名が脱出、 残り二六名の生死、原因は不明のまゝ捜索は打ち切られた。 だが、その船長が怪死し、十津川のもとに一通の挑戦状が届く。 そして捜査の裏をかくように生存する乗組員が次々に殺されていった。 十津川、敗北か?傑作長編推理。 十津川警部シリーズ。 ああ、もうほとんど憶えてねぇけど、 割りと壮大で熱い、燃え展開が漠然と印象にある。 タイトルを思い出せるだけの魅力はあったのでしょう。▼BACK▼ ▽TOP▽
1977「名探偵なんか怖くない」★★★☆☆
かの3億円強奪事件をそっくり再現させて、 それを世界的名探偵に推理させようという酔狂な企画。 立案者は財産をもて余す成金。 招かれた探偵は、メグレ、ポワロ、クイーン、明智の豪華版。 お膳立てが整い、 監視されているとも知らぬ犯人は行動を起したが、意外や意外。 巧みな構想に支えられたパロディの秀作。 3億円事件を名探偵に解かせるパロディ。 エラリイやポワロ、明智小五郎なども登場! 元ネタ知らなきゃどうでもいいだろうな(w このシリーズは 名探偵なんか怖くない 名探偵が多すぎる 名探偵も楽じゃない 名探偵に乾杯 と4つありますー。 イメージのちがいもたのしみのうちか?