蘇部 健一 (そぶ けんいち)

1961〜
東京都生まれ。
早稲田大学教育学部英語英文学科卒業。
1997年「六枚のとんかつ」で第3回メフィスト賞を受賞しデビュー。
ノベルスの"身近な"近影は伝説的(w
著作リスト

1997「六枚のとんかつ」
1999「長野・上越新幹線四時間三十分の壁」
2001「動かぬ証拠」
2002「木乃伊男」
2003「ふつうの学校 稲妻先生颯爽登場の巻」
2004「ふつうの学校2 ブラジャー盗難事件の巻」
2004「届かぬ想い」
2005「ふつうの学校3 朝の読書はひかえめにの巻」
2005「六とん2」
1997「六枚のとんかつ」★★★★
ジャンルはバカミス(w ええ、こういうの大好きですよ(^^) だいたい「探偵が閃く名場面」が風俗の時点で爆笑ですよ(w 嫌いな人は大嫌いでしょうけどね〜。 空前絶後のアホバカ・トリックで話題騒然の短編集爆誕。 鬼気迫る生硬な文章は汎神論さえ紡ぎ出す! 先に島田 荘司の「占星術殺人事件」を読んでおくのがベターです。
1999「長野・上越新幹線四時間三十分の壁」

容疑者は美人双子姉妹! 事件を追う刑事・半下石は鉄壁のアリバイを崩せるか。 バカミス史上に残る怪作『六枚のとんかつ』の著者が 本格鉄道ミステリに挑戦した表題作に、 どんでん返しのおもしろさが味わえる 倒叙型ミステリ『指紋』『2時30分の目撃者』、 ボーナス・トラック『乗り遅れた男』短編三本を収録。
2001「動かぬ証拠」

ラスト1ページの驚愕! 絵(イラスト)でわかる事件の真相 犯行は完璧のはずだった。 だが、そこには犯人が見落とした、たったひとつのミスが残されていた。 ラストで絵(イラスト)による《動かぬ証拠》が目の前に浮かび上がる、 まったく新しい推理短編集。 カラーイラストが鮮やかなボーナス・トラックも収録。 《証拠》が見えてしまうので、ページをパラパラめくらないでください。 目次 しゃべりすぎの凶器/再会/転校生は宇宙人/逆転無罪/天使の証言/ サム・スペードの憂鬱/逃亡者~片腕の男/リターン・エース/ 宇宙からのメッセージ/宿敵/変化する証拠
2002「木乃伊男」

はるか昔、布部家を襲ったミイラ男の伝説。 密室「鏡の迷路」での兄の不可解な死に続き、 主人公・正男の身辺にも怪人の影が忍び寄る。 復讐鬼が蘇ったのか。ミイラ男の正体とは!? 里中満智子氏のイラストで犯人がわかる、新形式のミステリー。
2003「ふつうの学校 稲妻先生颯爽登場の巻」

よい子は絶対読まないでください! ユーモアいっぱい! 新・学園物語登場! ぼくの名前はアキラ。あしたから、いよいよ青陽小学校の5年生。 だから、いまいちばん気になるのは二年に一度のクラス変え。 あこがれのナナちゃんといっしょに、 美人のルイ先生のクラスに入れるといいんだけど。 でも、よその学校からとんでもない先生が やってるというウワサもあったりして。 なんだか新学期早々、イヤな予感が……。
2004「ふつうの学校2 ブラジャー盗難事件の巻」

ぼくの名前はアキラ。 五月になって、青陽小学校5年の生活にもやっとなれてきたけど、 稲妻先生が家庭訪問でわが家にやってくるっていうから、すごく不安。 おまけに、六月のプール開きの日には、女子のブラジャーが盗まれてしまい、 しかも、その疑いがなんとぼくにもかけられてしまいそう…。 ああ、こんな学校、ぜったいにふつうじゃない!!
2004「届かぬ想い」

小説家を夢見ている小早川嗣利は、 美しい妻と可愛い娘に囲まれて幸せに暮らしていた。 だが、ある日娘が誘拐され行方不明となる。 やがて、生まれた二人目の娘も不治の病に…。 重なる悲劇に意気消沈する嗣利は、 幸せな家庭を取り戻せる方法があると知る。 愛する娘のため、それを試すが思いもよらない結末が!? 時を超えられるなら、愛する人を助けますか? たとえ何が起ころうとも…男は娘のため、時を超え遠い世界へと旅立つ。
2005「ふつうの学校3 朝の読書はひかえめにの巻」

あなたも、うちの学校に転校してこない? 3巻からでも、おもしろいから読んでね。 ぼくの名前はアキラ。青陽(せいよう)小学校の5年生。 6月も終わりになって、ぼくのクラスでは、 <朝の読書>で何を読むかで、大騒ぎ! おまけに授業中大きなほうをもよおしてしまって、 屋外トイレに駆けこんだら、なにやら、か細い声が聞こえてきて。 これって、もしかして幽霊の声? 冗談じゃないよ。ぼくはこわいの、めちゃめちゃ苦手なんだから……。
2005「六とん2」

そんなアホな!いや面白い! 読む者に怒りと笑いを共有させたユーモアミステリの決定版、 六とんこと『六枚のとんかつ』がパワーアップした第二弾。 最終ページの絵オチで見事にうならされる『動かぬ証拠』の 半下石刑事シリーズも収録し、 著者が新境地を開拓したファンタジー物語も展開する、てんこ盛りの一冊。
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