草野 唯雄 (そうの ただお)
1915.10.21〜
福岡県大牟田市出身。
法政大学専門部卒業。
1961年、短編「報酬は一割」でデビュー。
1962年「交叉する線」で第1回宝石中編賞受賞。▼BACK▼ ▽TOP▽
1988「観音崎灯台 不連続殺人事件」★★☆☆☆
日本最古の観音崎灯台は3月の早朝の冷気につつまれていた。 いつものように職員が照射台に昇っていった。 そこに彼が見たものは―ロープに縛られた全裸の若い女性死体だった。 身元は、いま人気絶頂のアイドル・青木美奈子と判明。 現場には旧帝国陸軍が使っていた38式歩兵銃の弾丸がひとつ残されていた。 風光明媚な場所、美しい被害者、そして時代錯誤な遺留品…。 殺人者は何かの符号を何者かに発信し、 この犯罪を誇示しているかのようであった。 警視庁嘱託・尾高一幸が恐るべき犯罪の全貌を暴く、鬼才久々の力作。 坂口 安吾の「不連続殺人事件」と間違えて購入(w 結構 面白かったり。 ミステリです。バリバリの暗号もの。 被害者が全裸のアイドルだったりで萌え。