高木 彬光 (たかぎ あきみつ)

1920.9.25〜1995.9.9
青森市生まれ。
京都帝大卒。
1948年、江戸川乱歩の推挽で「刺青殺人事件」を刊行、デビュー。
1950年「能面殺人事件」で探偵作家クラブ賞を受賞。
推理作家協会賞や江戸川乱歩賞の選考委員を務める。
本名:高木 誠一
1948「刺青殺人事件」★★★★
東大医学部標本室に残された百体もの刺青を施された人皮。 中でもひときわ目をひくのは、極彩色に彩られた妖術師〈大蛇丸〉の 妖艶かつ不気味に浮かび上がる刺青であった。 そしてこの刺青こそ、かつてそれをめぐっての、あやしくも狂おしい 一連の殺人事件を引き起こしたものに他ならなかったのだ。 巧緻に仕組まれた密室の謎が紡ぎ出す奇怪な惨劇に 名探偵・神津恭介が挑む、日本推理小説史上に燦然と輝く不朽の名作。 神津恭介シリーズ第1弾、らしい。 ミステリ。 トリックが秀逸。 現代では成立しないパターンだけど(不朽の名作なんていっていいの?w 怪奇的な空気もいいですねー。 なかなかハードボイルディー。
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