トマス・ハリス (Thomas Harris)

1940〜
テネシー州生まれ。
ベイラー大学卒。
1975年「ブラック・サンデー」でデビュー。
著作リスト
No. 年度 邦題/原題 備考
1975 ブラック・サンデー
Black Sunday
1981 レッド・ドラゴン
Red Dragon
レクター博士シリーズ
1988 羊たちの沈黙
The Silence of the Lamb
レクター博士シリーズ
1999 ハンニバル
Hannibal
レクター博士シリーズ
2005 Behind the Mask レクター博士シリーズ?
    Red Dragon
1981「レッド・ドラゴン」★★★★
満月の夜に連続して起きた一家惨殺事件は全米を震撼させた。 次の満月までに犯人を逮捕すべく、 元FBIアカデミー教官のグレアムは捜査を開始する。 彼は犯人像の手がかりを得ようと、 以前連続殺人事件で逮捕した精神科医のレクター博士を、 収容先の異常犯罪者専用の医療施設に訪ねた。 犯人は次の殺害計画を練る一方でこうした動きを新聞で知り、 グレアムをつけ狙い始める― 究極の悪ハンニバル・レクター衝撃の初登場作。 レクター博士シリーズ第1弾。 ジャンルはサイコミステリとでもいいましょうか。 淡々と突き放した文体、描写が好き(翻訳のせい?^^; 出番は少ないですがレクターの存在感も特出してます。
    The Silence of the Lamb
1988「羊たちの沈黙」★★★★
FBIアカデミイの訓練生スターリングは、 9人の患者を殺害して収監されている精神科医レクター博士から 〈バッファロゥ・ビル事件〉に関する示唆を与えられた。 バッファロゥ・ビルとは、 これまでに5人の若い女性を殺して皮膚を剥ぎ取った犯人のあだ名である。 「こんどは頭皮を剥ぐだろう」レクター博士はそう予言した…。 不気味な連続殺人事件を追う出色のハード・サスペンス。 レクター博士シリーズ第2弾。 FBI訓練生のクラリスたん登場。 出番の増えたレクターも絶好調。 最狂の安楽椅子探偵。
    Hannibal
1999「ハンニバル」★★★★★

あの血みどろの逃亡劇から7年―。 FBI特別捜査官となったクラリスは、 麻薬組織との銃撃戦をめぐって司法省やマスコミから糾弾され、 窮地に立たされる。そこに届いた藤色の封筒。 しなやかな手書きの文字は、追伸にこう記していた。 「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるかどうか、それを教えたまえ」…。 だが、欧州で安穏な生活を送るこの差出人には、 仮借なき復讐の策謀が迫っていた。 レクター博士シリーズ第3弾(おそらく完結) 出世したクラリスたんも登場。 さらに残虐でエグいです(;´Д`) 出番だらけのレクターもクラクラですよ。 けどエピローグは艶美。ああなるとはねぇ(w
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