E・S・ガードナー (Erle Stanley Gardner)

1889.7.17〜1970.3.11
マサチューセッツ州モールデン生まれ。
1909年、パロアルト高校卒業し、
インディアナ州のバルパライソ大学入学するがすぐに中退。
1911年、独学で司法試験に合格し、弁護士となる。
1933年「ビロードの爪」で法廷弁護士ぺリイ・メイスンを登場させデビュー。
超人気シリーズとなる。
1952年、エドガー賞犯罪実話賞を受賞。
1962年、MWA巨匠賞を受賞。

〜別名義〜
A・A・フェア(A.A. Fair)
カイル・コーニング(Kyle Corning)
チャールズ・M・グリーン(Charles M. Green)
カールトン・ケンドレイク(Carleton Kendrake)
チャールズ・J・ケニー(Charles J. Kenny)
レス・ティルレイ(Les Tillray)
ロバート・パー(Robert Parr)
    The Case of the Perjured Parrot
1939偽証するおうむ★★★☆☆

冷酷非情な億万長者セイビンが、 山小屋で至近距離から心臓を射ち抜かれた。 その傍には、彼の飼っていたおうむが金切り声で人を呼んでいた。 現場の様子からして、物取りの犯行ではない。 だが、被害者に敵は多い。 折りしもメイスンは、セイビンの息子と名乗る男の訪問をうけた……。 ペリイ・メイスン・シリーズ第14弾。 人里はなれた山荘で射殺されたセイビンが発見された。 彼は一代で巨万の富を築きあげたが、 叔父の影響から処世観に変革をきたし現在は隠居していた。 現場の金品に手はつけられておらず、 彼が愛玩していたおうむも無事だった。 事件発覚の翌日、彼の息子チャールズが メイスンの事務所をおとずれ、事件の綿密な調査を依頼。 そこでメイスンは現場にいたおうむが、 セイビンが飼っていたおうむとは別ものであると聞かされる。 なぜおうむが入れ代わっていたのか? これが事件の鍵になるとメイスンは直観するが―― セイビンの息子と後妻の遺産相続問題、離婚問題、 「ピストルヲステロ!ヘレン!ウツナ!」と証言するおうむ、 (登場人物にヘレンはふたりいて、どちらもセイビンの"妻"(^^;) このへんが問題の中枢になっています。 事件解決後のサプライズも鞠躬如とします。 短く地味ながら堅牢な一作。
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