パルフェ

〜chocolat second brew〜 Re-order
はじめに―― 2005年3月25日に「パルフェ 〜chocolat second brew〜」が発売。 2005年12月22日に「パルフェ 〜chocolat second brew〜 Re-order」が発売。 Re-orderはメディアがDVDになって、 短編3部作「Parfait au Chocolat」とかが追加されたそうな。 本作は「ショコラ」の2年後の設定、 そのキャラなんかも一部、登場したりするので、 できればプレイ後のほうがいいでしょう。 もちろん、必須というほど重要ではないですけどねー。 しかし戯画もRe-orderだのJusticeだのEXEだの、 けっこう、いかがわしい商法してるよねぇ、どっかみたいに。 エロゲのコンシューマ化とかも私はな〜んか支持できないし。 だって、最初に買った本もののファンに失礼じゃないですか? なんてはじめからグチってもしょうがない。 少なくともこのゲームにはむちゃくちゃ泣かされましたので・゚・(ノД`)・゚・ ストーリー グランドオープン間近、中世ヨーロッパの街並みをイメージした、 大型ショッピングモール『ブリックモール』。 主人公・仁の義姉、恵麻が経営していた欧風アンティーク喫茶『ファミーユ』。 火災により、店舗を失った、その開店休業中の喫茶店に、 ブリックモールより出店の依頼が舞い込んだ。 店の復興のチャンスとばかりに、散り散りになったスタッフをかき集める仁。 ひとり、またひとりと、戻ってきたり、こなかったりする仲間たち。 順風満帆とまではいかないまでも、なんとか開店準備が整ったとき、 ほぼ同時に真向かいのお店の看板が掲げられた。 そこに描かれた名は"curio"。 ファミーユと全く同じコンセプトの欧風アンティーク喫茶店。 それもそのはず。 ファミーユは、curioの『二番煎じ(second brew)』なのだから… 本物には適わない? 反対する仲間を押し切りつつも、 勝算もなく人手も足りない中でただ頑張ることしか出来ない仁。 その前に店の制服を着込んだバイト志望の少女、由飛が突然現れる。 彼女の笑顔と心惹きつけられる歌声になんとなく、 なんとなくなりそうな気がしてしまう。 そして一縷の望みを胸に迎えた開店当日。 何故だか向かいの店の店員、玲愛と売上勝負をすることになってしまった 仁はスタッフの前で一つのスローガンを掲げる。 「打倒、curio!」 ストーリー付記 「ショコラ」で舞台だった"キュリオ"(の3号店)がライバル店として登場。 「パルフェ」の舞台は欧風アンティーク喫茶"ファミーユ"。 全体的な構造は前作といっしょ、chocolat second brewですので。 攻略もマップ選択移動画面でヒロインをストーキングするタイプ。 イベントシートが用意されてて流れが把握しやすく、 それぞれのルート分岐も明解に……なったよね。 それでも「愚者の館」さんとかにお世話になるといいかも。 攻略順がグッドなので。里伽子シナリオは最後でなきゃね。 プレイ時間はヒロイン6人分でそれぞれ4時間前後。 長くもなく短くもなく、これくらいがちょうどいい。 キャラとか  高村 仁 主人公。名門大学在籍の経済学部生。 やや優柔不断でどこか依存体質の抜けない優男。 無類のタマゴ好きで、そのタマゴ料理も絶品。 新生ファミーユの店長として奔走する。  風美 由飛 ファミーユ開店直前に滑り込みで応募してきた新人店員。 前向きでだれにも馴れ馴れしいぴーかん娘。 天才肌の音大生で感性のおもむくままに行動する。  花鳥 玲愛 curio3号店のチーフウェイトレス。 金髪ツインテールの完璧主義者。性格ツンデレ。 向かいにある主人公とその店をライバル視している。  雪乃 明日香 バイト半年で前の店が全焼し、今度の店の再建でバイト復帰。 以前から主人公が家庭教師をしており、「せんせ」、 バイト時は「てんちょ」と呼びなついている。 最年少でお店のマスコット的存在。  涼波 かすり 実家は老舗京風和菓子屋。 開店当時からのスタッフで菓子作りと接客を兼任。 気さくであけすけ、下世話な話題が大好物なお姉さん。 復帰を頼みにきた主人公と駆け落ち同然に逃亡する。  杉澤 恵麻 義姉。主人公の兄と入籍した直後に、兄は故人となり未亡人に。 おっとりしていて優しく、特に弟である主人公を溺愛しているブラコン。 低血圧で朝は弱いが、パティシエールとしての腕は一級。  夏海 里伽子 主人公の大学の同級生。 焼失前の店ではチーフを務めていたブレーントラスト。 クールドライで愛嬌なし、そっけない人。 店の命運を左右する肝心要の人材だが、 主人公の説得もむなしく、旧店員のなかで一人だけ店への復帰は拒否する。 システム・音楽 ディスクレス起動、できちゃいます(^^) (うわさによると、たまに要認証とか) カロリー2.2GB。 システムは完成した戯画エンジンって感じ。文句なし。 音楽は前作のイメージに近い。癒し系が多い。 有名なクリスマスソングもいくつかあってお得です(w CVも高水準。 歌う由飛やどこかバタ臭い(!)明日香がいい味でてた。 中原麻衣さんなんかがまじっててびびったりも(w 風美由飛――高槻つばさ 花鳥玲愛――松永雪希 涼波かすり――神月あおい 雪乃明日香――MIENO 杉澤恵麻――Yuki-Lin 夏海里伽子――浅野麻理亜 えちぃ 尺もえろさもふつうくらい? 回数はみんな3回ずつ。 今回もやはりメイド服がひと通りあり。 主人公、最初っからフラグ立てすぎだよなぁ(w "ものすごいえっち"といい、なかなかの絶倫魔人だし(^^; ちなみに某キャラの最後のえちぃのときには号泣だったぜ! なんでえろしーんで涙がとまらないんだっての(´Д⊂ シーン回想あります。 システムボイスもナイス(w 最後に―― Re-orderのおまけのショート三本、 1つはキュリオ本店での玲愛の新人研修、 1つは20歳の誕生日に病欠で仁のいないファミーユ模様、 1つは本編OP前のそれぞれの風景、といった内容。 じっさい、おまけ程度なので期待は禁物(w すべて里伽子に尽きたゲーム。 涙も尽きたぜ(;;) 他のルートだって存分に堪能したけど、やはり別格。 なんでパッケージが由飛&玲愛なんだ?と思えてしまう(w
▼BACK▼          ▽TOP▽