Two-Minute Mysteries
1967「2分間ミステリ」★★★☆☆
銀行強盗を追う保安官が拾ったヒッチハイカーの正体とは?
屋根裏部屋で起きた、首吊り自殺の真相は?
一攫千金の儲け話の真偽は?
制限時間は2分間、きみも名探偵ハレジアン博士の頭脳に挑戦!
手がかりはすべて問題文のなかに隠されている。
動かぬ証拠を押さえて犯人を追いつめろ。
事件を先に解決するのはきみか、博士か?
いつでも、どこでも、どこからでも楽しめる、
面白くてちょっぴりためになる推理クイズ集。
ミステリ、のパズル(クイズ)。
わずか2ページのミステリ(問題)を70問収録。
さあ、ハレジアン博士をメインの探偵役に、
きみもいっしょに真相を考えて究明してみよう!
――なんて軽いのりでなきゃ痛い目にあいます(w
なんせ2ページだけに、必要最低限の、
場合によってはそれすらあやうい穴だらけのもちらほら。
バカミスを許容しない人はパスしたほうが賢明です。
でも、そういうくだんないのを楽しめるなら一読の価値はあり。
なかにはおもわず膝をたたいて感心しちゃう問題もありますし。
登場人物がパターンになってたりするのもうれしい処置。
なんだかんだで私は無性におもしろかったのでしたー。わはー。
ところでこれ、問題の答えが数ページ後に
上下逆に刷られているんですが、回転させるのが素で面倒。
そりゃね、ついうっかり見ちゃうのを防止するためなのはわかりますよ。
けどそんなことまずありえないし、万が一ありえてネタバレくらっても
このレベルの問題ならがっかりしませんから!
むしろ2分置きに持ちかえるほうがよほど見間違う可能性が増すような…
続編に、「もっと2分間ミステリ」と
「まだまだ2分間ミステリ」もあります。
無性におもしろかったけど、もういいよ(w
|