雫 〜しずく〜 はじめに―― 「リーフビジュアルノベル3部作」の1つ。 (※「雫 -しずく-」「痕 -きずあと-」「To Heart」) 絵で敬遠してたけど、安かったから買っちゃった。 狂気ゆんゆんの学園もの。 えちぃから18禁、ってより狂いだから18禁って感じ。 (思想は幼稚ですけどね、ゆえに核心はついてますが) 96年発売をふまえると、やっぱりこの3作品の功績はすごいですな。 ストーリー −狂気の扉が音を立てて開いていく…− ここ数日の間、僕は不思議などろりとした時間の中を漂っていた。 毎日同じ時間が同じ映像で繰り返されているような…そんな奇妙な錯覚を覚えている。 代わり映えのないくだらない毎日の連続。 やがていつの頃からか、僕はこの退屈な世界から、 すべての音と色彩が失われてしまっていることに気付く。 僕はつまらない現実を離れ、徐々に狂気の世界へ足を踏み入れようとしていた…。 そんな僕のクラスで、ある日の授業中、ひとりの女生徒がおかしくなった。 彼女は機械のようなまっすぐな姿勢で席から立ち上がると、 突然、大きな声で淫猥な言葉を叫びだし、 教師が無理矢理その口を押さえる頃には、 彼女の顔は自らの爪が刻んだ生傷で血だらけになっていた。 クラス中の生徒達が息を飲んで見守るなか、 鮮血の赤を見つめていた僕は、 現実世界がゆっくりと色を取り戻していくのを感じていた…。 システム・音楽 ディスクレス起動、できません。 インストに5MBしか食わなかったりするのは笑える(w ファイルばら撒かれるんでフォルダを作って落とすのが無難です。 システムは快適とはいえませんね、どうしたって。 古いながらに最低ラインはキープしてますけども。 エンドロールは飛ばせて欲しいね。 ただ既読スキップの速度はマジで神速です(w 攻略キャラは3人+αでプレイ時間は7時間前後かな。 非常にテンポいいです、一晩で完結しちゃうから(^^; 音声なし。 リニューアル版ではあるみたいですね。 サンプルボイスで拝聴、イメージに合ってますねぇ。 やっぱある方がいいな、でも高いからな。 BGMは23曲。 これはどれも文句なしでしょう。 インパクトこそ薄いもののダークで 不気味さを煽りたててくれます(;´Д`) えちぃ 全体的にえちシーンだらけだけど、 まあ、薄めでしょう。 畜生みたいのが多いんでね、萌え萌えな淡い期待は禁物です(w シーン回想なし。 最後に―― 今回もしっかり17歳と明言してるのは(・∀・)イイ! 17歳の少年って90年代後半に流行ってたもんねぇ。 当時プレイしてたら激しくフィットしてただろうけど、 二十歳も超えると俯瞰しちゃうのが萎え。 名作古典の話題性としてプレイする分にはありですかねぇ。 …なんかぬる偉そうだな。 それにしても本編のルートより、 おまけルートのが長い気がするんですが…(w ▼BACK▼