ゆきうた
はじめに――
妹ゲーのトップに君臨しているこのゲーム。(※)
萌えのビックバン・雪希(みずいろ)より上なんて
個人的にはありえねーですが、
満を持してレッツラプレイゥング。
夏ゲーは夏に、冬ゲーは冬に。けっこう大事。
おいしそうなのは最後までとって置きたいけど、
そろそろエロゲもあれなんでやっとけ小僧。
(※これ書いてる時点で ゆきうた みずいろ D.C.〜ダ・カーポ〜 の順)
ストーリー
「あの丘にある大木は、世界樹の末裔で
心の底のから本当に叶えたい願いを叶えてくれる」
それは、この町の誰もが知っている昔話…。
入学してはや1年半、学園やクラスメイトとも慣れ、
一番楽しい時間を過ごしている主人公。
そんな12月のある日、クラスに転校生が
やって来ることから彼らの物語は始まります。
それぞれに悩みや願いを心に抱いたまま、
明るく楽しく生活を送っているヒロイン達。
大人気の転校生は何も知らないお嬢様、
おにぃちゃん大好きなんだけど史上最高に使えない妹、
はたまた目が見えないのにかなり強気な女の子など、
普通の女の子とはちょっと違うヒロイン達ですが、
中身は普通の女の子と変わらない健気な女の子なのです。
果たして、彼女たちの悩みや願いは解決するのでしょうか?
想いは伝わるのでしょうか?
ストーリー付記
よくある学園ADV。奇跡系。
萌えゲーで笑ゲーで、鬱ゲー(;´Д`)
選択肢は主にマップ移動方式(別名:ストーキング方式)
それ以外の選択肢も簡単ですが、ラストでいずれも分岐するので
攻略サイトさんにお世話になるのが安全かと。
トゥルーとバット、どっちも鬱って差がわからねぇのも多いですorz
プレイ時間=3〜4時間×5ルート
全体的にあっさりしてますかね。
すべからく合間合間に妹がからんでくる辺り、
「アキ学」に似かよっていますな(*´Д`)
「アキ学」といえば冒頭で登場する――
変な男「やぁ、お嬢ちゃん、こんなところでかくれんぼかい?」
ってハァハァしてるのジェットだよなあ。
セリフがこれだけでも伝わるからすげぇ(w
キャラとか
長谷川 秋臣
バイク好きの主人公。
なんか無骨だけど妙に達観というかしっかりしてる人。
とりわけ妹に対して優しく理想的な兄くん。
シナリオ担当は藤崎竜太氏とヤマグチノボル氏。
後者のライターが描く主人公は苦手なのばかりだけど
今回はよかったなぁ。前者のライターの影響かな…
たま〜にヘボくなるしな>主人公
藤崎氏のホムペによると…
>担当キャラは『長谷川菜乃』『青嶋摩尋』『藤見雪那』になります。
だそうで。少し納得。
長谷川 菜乃
主人公の義理の妹。
バカで明るいベタベタのお兄ちゃん大好きっ娘。
なにもない所で転べる天才的なドジっ娘能力の持ち主で、
主人公曰く、史上最大に使えない妹。
(C)Survive
うひぃ、さすが妹、超かわいい(#´Д`)
基礎体温が高いとかたまらないね。
ピーピー泣きわめく子ども時代からして鷲づかみ。
ちょっと見えてるCGとか萌え触法!萌え死ねとおっしゃるか!
過去の妹エピソードは生くてよかぁ。
なんだかじっさいに妹ができた気分にさせられた(;´Д`)
ミルク鍋のエピソードとか、な、泣いていいんだよな(;_;)
藤見 雪那
同じクラスに転校してきた昔なじみの少女。
世間知らずのお嬢様で押しが強くわがまま。
攻略してもしなくても悲劇のようなorz
青嶋 摩尋
クラスメート。
極道の娘で、周りと打ち解けられず孤立気味。
主人公と菜乃はその辺をなにも考えてないのか、普通に接する。
典型的なツンデレさん。
ツン状態はニヤけがとまんねぇな(w
今井 由紀
幼い頃に視力をなくしてしまった少女。
周りから気を遣われることをかなり嫌がっており、
それ故に人に迷惑が掛からないようにと意地を張っている。
強気な態度がかわええ(;´Д`)
「映画、気持ちよかった」は後世に残すべき名言(w
ラストの選択肢も秀絶。文字通り運命の選択。
連田 弘美
主人公の通う学園に来た新任の眼鏡先生。
容姿や歳の割りに落ち着いた感じである。
過去に恋人が亡くなったらしく、以来 恋人の面影を引きずり続けている。
うーん、このルート、意外に重要なのね。
もしかしたらトゥルーかもしんない。
制服モードで殺られかけた(;´Д`)卑怯や
制服貸してくれた雪那の勘ちがいも萌え(w#
システム・音楽
ディスクレス起動、できちゃった。
マニュアルにはセットしろって書いてあるのに(w
必要容量は1GB。
インターフェイスは一見、粗雑ながら
基本機能はもちろん、細かい調整も可能で使いかっていい♪
CVあり。上質…だよね?
藤見 雪那――翠花華
長谷川 菜乃――桃井ももこ
今井 由紀――乃田あす実
青嶋 摩尋――日下千鶴
蓮田 弘美――西田こむぎ
桃井ももこたんの舌足らずで鼻づまりでバカっぽい声イイ!
んだけど好き嫌いわかれるかも。
あの妹には適材だと思うけどヽ(´ー`)ノ
あと乃田あす実さん、この人、声変わりすぎ(^^;
この作品では「月陽炎」の柚鈴を彷彿とさせる
かすれ気味の声なのでGJ!(*´Д`)
音楽は歌あり含め18曲。
まったり日常系より切な系が多いのね。
違和感なくなじんでますよー。
えちぃ
不撓不屈に薄めかなっと。
見事にそれぞれ2回ずつ。
お風呂場が多いのは仕様です。
最後のほうに連続で発生しやがるので
体力的にきびしい今日このごろ(ヤメ
しかし主人公ってば純潔らしいのに手慣れすぎっ。
鬼畜の気もありそうだし(^^;
特徴なのはSEかな。
なんかねぇ、ぐちょぐちょ音するの(;´Д`)
――正直、萎え気味。
菜乃の「カモーン!」は爆笑(w
シーン回想もちゃんとあります。
最後に――
なるほど妹ゲーの頂点だけはあります。
史上最大に使えない妹。
誤植プレイにハマる妹。
部屋にあるクマ(?)のぬいぐるみこわい。
それでは活躍ぶりの一部を抜粋。
導入部の帰宅時、
いっしょに帰る約束してたのに忘れてた兄を発見して――
菜乃「年貢の納め時だよ、お兄ちゃん」
秋臣「仕方ないな、見つかっちまったからには、今度は俺が鬼だ」
菜乃「・・ほぇ・・?」
秋臣「今度は菜乃が隠れる番だぞ、ほら、100数えるから、早く隠れな」
菜乃「・・え? ・・え?」
秋臣「い〜ち・・に〜い・・さ〜ん・・し〜ぃ・・
ほら、早くしないと、兄ちゃん数え終わっちゃうぞ?」
菜乃「わっ! わわっ! 待って待って!か、隠れる〜っ!」←超かわいい
秋臣「・・ご〜ぉ・・ろ〜く・・し〜ち・・」
(中略)夜。兄帰宅。菜乃がいないのを夜遊びする年頃かと心配する。
秋臣「・・・・あれ? 待てよ・・?」
かくれんぼで兄においてかれた妹の図
菜乃「・・うぐ・・ふぐ・・うぐ・・ふぐ」
菜乃「・・忘れられてる・・忘れられてない・・忘れられてる・・忘れられてない・・」
菜乃「・・忘れられて・・る・・」
菜乃「・・ふぐ・・やっぱ今のナシ・・もう一回・・」
菜乃「・・いちまぁ〜い・・にまぁ〜い・・さんまぁ〜い・・」
菜乃「・・一枚足りなぁ〜い・・」
菜乃「・・って、なんか違うし・・えーと、一つむしっては母のためぇ〜・・
二つむしっては父のためぇ〜」
菜乃「・・って、コレもなんか違うよぅ・・」
菜乃「・・うぅ・・やっぱ私・・忘れられてるんじゃ・・?」
(中略)妹帰宅。
菜乃「うわぁぁぁん! 忘れられてたよー!!」
秋臣「いや、だからゴメンって! 忘れてた訳じゃないんだって!」
菜乃「うわぁぁぁん! 置き去りだよぉ〜!
全然探しになんて来なかったよぉ〜!!」
秋臣「悪かったって! な? ほら、菜乃の大好きな牛乳
プリン買ってあるから、コレ食って機嫌直せよ、な?」
菜乃「うわぁぁん! 甘いもん食わせときゃオッケーとか
思われてるよぉ〜!!」
秋臣「そーんなことないって! ホラホラ、メロンパンもあるぞ?」
菜乃「・・ふぐ・・メロンパン・・」←超かわいい
(以下略。続きは本編でー)
* * *
某日。登校時。パーフェクトシスター目指して兄を朝起こすため、
徹夜した菜乃(一度 寝ると起きられないので一睡もせず)
菜乃「・・眠い・・眠すぎる・・」
秋臣「おいおい、真っ直ぐ歩けよ」
菜乃「・・ねぇ、お兄ちゃん・・」
秋臣「ん? なんだよ?」
菜乃「人間は、熱いと焼け死ぬよね・・?」
秋臣「は? ん・・まぁ・・」
菜乃「寒いと、凍死するよね?」
秋臣「うん」
菜乃「眠いと、眠い死んだりしないのかな・・?」
秋臣「しねぇよ!! なんだネムイシヌって! 新しい言葉つくんな!」
菜乃「・・お兄ちゃん・・わたし・・もうダメ・・眠い死ぬ・・」
秋臣「あーもう・・頑張れ! もうすぐ学校に着くから!」
菜乃「・・はぐー・・」
(以下略。続きは本編でー)
* * *
某日。買い物をしてる兄妹。
菜乃「ねーねー! お兄ちゃん見て! ウサギの人が風船配ってるよ!」
秋臣「ウサギの人? って・・あぁ。スーパーの宣伝だろ?
風船、欲しいのか?」
菜乃「うん! わたし、ちょっと行って貰って来る!
お〜い! ウサギの人ぉ〜!」←超かわいい
秋臣「あ! こら菜乃!」
秋臣「・・ったく・・変なもの見つけるとスグすっ飛んでいって・・
まだ買い物終わってねぇってのに・・」
秋臣「・・どうすっかな・・このまま菜乃放っといて
買い物済ませるかな・・」
菜乃「お待たせー♪ へへ、3つも貰っちゃった♪」
秋臣「まーた物欲しそうな顔でねだったな?」
菜乃「違げーもん。わたしほら、可愛いから、
サービスしてくれるんだよー」
秋臣「まったく、子供じゃあるまいし、
風船貰ったぐらいでニコニコしやがって・・」←妹超かわいい
(中略)
菜乃「あっ! お兄ちゃん見て! タコタコ! お魚屋さんの前に、
タコさんが居る! スゲー! 生きてる! 動いてる!」
秋臣「あ! コラ菜乃! オマエまたっ!」
菜乃「うーわー、タコやーん! めっさタコやん!
タコ焼き食べたいなぁ」←語調が激萌え。アホの子全開(w
秋臣「あーもぉ〜、タコ焼きなら兄ちゃんが後で買うたるから!
先に買い物済まそうぜ、な?」
菜乃「ヘヘ、タコさんの顔、スッゴイ恐いよ。目がマジだよ」
(以下略。続きは本編でー)
* * *
某日。自宅。夜。
菜乃「郵便で〜す♪」
秋臣「・・郵便?」
菜乃「あのね? 1年生の子から、お兄ちゃん宛ての
ラブレターを預かってきたんだよ」
秋臣「なに? 珍しいこともあるもんだな・・」
菜乃「そでもないよ? わたし、結構手紙とか預かるよ」
秋臣「でもオマエ、そんなもん持って来たことないじゃん・・」
菜乃「うん、いつもはわたしの独自判断で、勝手に焼却処分してるからね〜」
秋臣「燃やすなよ!」
菜乃「・・うー・・じゃあ今度からは、人の兄貴に色目使ってんじゃねーぞメス豚が!
ってゆって、突き返すことにするよぅ・・」
秋臣「もういい、好きにしろ・・。
って言うか、じゃあなんで今回は持ってきたんだ?」
菜乃「うん、ちょっと、面白かったから」
秋臣「面白い? つーか、誰からの手紙だ?」
菜乃「んとね、E組の神埼ヒトミちゃんからのお便りです」
秋臣「・・知らん子だな・・どんな子?」
菜乃「んー・・ちょっと変な子かも。お家でイグアナとか
亀を飼ってるんだって。ドーブツ好きの優しい子だよ」
秋臣「ふぅん・・」
菜乃「んじゃ、読んであげるね?」
秋臣「オマエが読むのかよ!」
菜乃「拝啓! 長谷川先輩! 私は元気ですか?」
秋臣「知るかよ! 俺に聞くな!」
菜乃「突然のお手紙で失礼します。私は動物が好きです。
長谷川先輩も動物が好きです」
秋臣「決め付けるなよ!」
菜乃「どうして私がこんな手紙を出したかと言えば、
ことわざで言うと、濡れ手に粟です」
秋臣「もう訳がわからん」
菜乃「昔から、馬の耳に豆腐って、言うじゃないですか、それと同じことなのです」
秋臣「言わねぇし! 同じじゃねぇし! つーか、馬の耳に念仏と
馬耳東風が混じってるし! 東風と豆腐間違えてるし!」
菜乃「さらには、少年老いやすく学なりがたしと言います・・」
秋臣「さらにはって、繋がってねぇし!」
菜乃「なんか、いい言葉ですよね」
秋臣「書きたかっただけじゃねぇか!!」
(以下略。続きは本編でー)
うん、おもしれー(w
こういうのはヤマグチノボル氏の真価ですね。
妹属性ならぜがひでもやっておきましょうヽ(´ー`)ノ
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