リー・チャイルド (Lee Child)

1954~
イングランド・コヴェントリー生まれ。
大学では法律を専攻。
地元民放テレビ局で約20年勤めたがリストラに遭い、執筆活動を開始。
1997年「キリング・フロアー」で作家デビュー。
英米の好意的な書評の効果もありベストセラーに。
アンソニー賞最優秀処女長編賞を受賞。
元軍人の流浪人ジャック・リーチャーを主人公にしたシリーズで人気を博す。
    Killing Floor
1997キリング・フロアー★★★☆☆

ジャック・リーチャー。元軍人。 仕事も家族も、友人さえも持たずただ一人放浪する男。 伝説のギター奏者の面影を求めて訪れたジョージアの田舎町で 身に覚えのない殺人容疑をかけられ、 刑務所で殺されかかった彼は、自分を狙う何者かの意志を察知する。 刊行と同時に全米マスコミの絶賛を浴びたアクション巨編。 ジャック・リーチャー・シリーズ第1弾。 幼少期から世界各国を転々としアメリカ軍基地で育ったジャック。 軍部を去った彼は自由気ままに放浪の旅を続けていたが、 立ち寄ったある田舎町で殺人容疑で拘束されてしまう。 しかしこの事件は発端にすぎず、次々と陰惨な殺人劇が。 "殺戮の床"となったのどかな田舎町に潜む巨大な陰謀とは―― アクション、サスペンス、ハードボイルド、ミステリが絡みあったタフな作品。 無名の田舎町を舞台にしながら犯罪スケールの大きさがすごい。 "スピーディなスローモーション"など息を呑みました。 テンポ重視で大味に見えながら、細かい伏線もしっかり張られていて気持ちいい。 偽造トリックも魅力的ですね、痕跡残らないのかなぁ…w
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