中島 らも (なかじま らも)

1952.4.3〜2004.7.26
兵庫県尼崎市生まれ。
大阪芸術大学芸術学部放送学科卒。
小説家、戯曲家、随筆家、俳優、コピーライター、広告プランナーと多趣多芸。
1987年「啓蒙かまぼこ新聞」でTCC賞準新人賞、OCC賞受賞。
1991年「今夜、すべてのバ−で」で第13回吉川栄治文学賞新人賞、
第10回日本冒険小説協会大賞特別大賞を受賞。
1993年「ガダラの豚」で第47回日本推理作家協会賞を受賞。

本名:中島裕之

超参考
1993ガダラの豚 1〜3(文庫版)★★★★
アフリカにおける呪術医の研究で みごとな業績を示す民族学学者・大生部多一郎はテレビの人気タレント教授。 彼の著書「呪術パワー・念で殺す」は 超能力ブームにのってベストセラーになった。 8年前に調査地の東アフリカで長女の志織が 気球から落ちて死んで以来、大生部はアル中に。 妻の逸美は神経を病み、奇跡が売りの新興宗教にのめり込む。 大生部は奇術師のミラクルと共に逸美の奪還を企てるが…。 超能力・占い・宗教。現代の闇を抉る物語。 まじりけなしの大エンターテイメント。日本推理作家協会賞受賞作。 調査研究費を捻出するため、テレビのコメンテーターを 皮肉まじりにやっている民族学者・大生部多一郎。 8年前、調査地のケニアで長女の志織を気球事故で亡くして以来、 彼はアル中になり、妻の逸美は無気力な生活をおくっていた。 そんなある日、逸美が新興宗教に夢中になってしまう。 大生部は番組で知りあった奇術師ミラクルとともに、 新興宗教の暗部に踏みこむことになり―― この話の顛末が第1部(第1巻)。 第2部(第2巻)はスペシャル番組の企画で大生部一家がケニアへ。 ここで大呪術師と対立することになってしまう。 第3部(第3巻)では対決から決着まで、なかなかの超展開(w いくらなんでも少年漫画的で、それまでとの落差がね。おしい。 格闘シーンに無駄に力入ってるから悪い予感はしてたけど(w 主要キャラの過去ももう少し語られてしかるべき。 超能力と呪術、そのトリック、からくり、ネタばらし。 この辺のバランスはどうにも絶妙でおもしろい。 読みだしたら止まれず最後まで全力疾走。 それだけに息切れし落ち着いて振り返ってみると 「それほどのコースだったかな?」と思えちゃうんだな。 そんなのもふくめて大エンターテイメントか。 しかしプロローグの老師はなんだったん(´・ω・`) (ぜんぜん"読めて"ないのかしら) ああ、それと、文庫版の背表紙はネタバレがヒドいので要注意!
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