順位 | 年度 | 作品/作者 | 思いの丈 |
1 | 1932 | 「ギリシア棺の謎」 エラリイ・クイーン |
クイーン最長の長編。 エラリイに惚れ抜いた一作。 |
2 | 1932 | 「Yの悲劇」 バーナビイ・ロス |
究竟のフーダニット。 レーンだけに赦されるあの終曲。 |
3 | 1937 | 「火刑法廷」 ジョン・ディクスン・カー |
本格と奇怪のメタ融合。 ラストに粉韲される世界が超絶。 |
4 | 1934 | 「ナイン・テイラーズ」 ドロシー・L・セイヤーズ |
カンカン コンコン カランカラン コロンコロン ガンゴンガンゴン ガラーン グウォーン |
5 | 1929 | 「僧正殺人事件」 ヴァン・ダイン |
探偵と犯人の最高の頭脳勝負。 稚気とトリッキーを兼ね揃えた作品。 |
6 | 1939 | 「そして誰もいなくなった」 アガサ・クリスティ |
アイディアが凄すぎる。 誰もいなくなったのに解決編まである大作。 |
7 | 1931 | 「試行錯誤」 アントニイ・バークリー |
シニックとロジックの狂宴。 かの「毒チョコ」をも凌駕。 |
8 | 1955 | 「はなれわざ」 クリスチアナ・ブランド |
恐ろしいまでの単純明快さ。 それでいて見抜けないはなれわざ。 |
9 | 1942 | 「幻の女」 ウイリアム・アイリッシュ |
ぬるさの欠片もないハイセンスな 大人の本格。リミットがあるのも卓絶。 |
10 | 1977 | 「ニコラス・クインの静かな世界」 コリン・デクスター |
多重に仕組まれた論理の迷宮。 静かな世界の釁隙が生む推理劇。 |
順位 | 年度 | 作品/作者 | 思いの丈 |
1 | 1935 | 『ドグラ・マグラ』 夢野 久作 |
終われない悪夢。 脳髄地獄。 |
2 | 1976 | 『三毛猫ホームズの推理』 赤川 次郎 |
これをここに位置付けするのは我ながら すごいと思う(w 「りら荘」でもいいや。 |
3 | 1997 | 『笑わない数学者』 森 博嗣 |
MATHEMATICAL GOODBYE. ネタの定番になりつつある(^^; |
4 | 1978 | 「匣の中の失楽」 竹本 健治 |
反転逆転は当たり前。流転に暗転。 けれど空転はしえない反ミス。 |
5 | 1928 | 「孤島の鬼」 江戸川 乱歩 |
あらゆる可能性を示しえた、 乱歩文学の極意。きゃー。 |
6 | 1948 | 「獄門島」 横溝 正史 |
日本の本格で外せる道理なし。 犯罪美学の結集。 |
7 | 1964 | 「虚無への供物」 中井 英夫 |
無辺の推理小説。 頂点を迎え反世界へ落下する神秘。 |
8 | 1991 | 「翼ある闇」 麻耶 雄嵩 |
近代ミステリでは最上。 古典主義へ謹呈する新作。 |
9 | 1981 | 「占星術殺人事件」 島田 荘司 |
国内本格の代名詞。 その功績は測定不能。 |
10 | 1979 | 「バイバイ、エンジェル」 笠井 潔 |
現象学の思想ミステリ。 国内らしからぬ堅緻な作風も高評。 |
順位 | 年度 | 作品/作者 | 思いの丈 |
1 | 1987 | 「ミザリー」 スティーヴン・キング |
ホラーしてるホラーって意外と貴重だけど これはまさにそれ。パカパカ。 |
2 | 1999 | 「クリムゾンの迷宮」 貴志 祐介 |
ゼロサムゲーム。 続編を担ったラストなら無欠。 |
3 | 1991 | 「リング」 鈴木 光司 |
これ一作だけではなく、 シリーズを通しての評価です。実は燃え系。 |
4 | 1998 | 「Jの神話」 乾 くるみ |
毀誉褒貶でも百合の到達点。 鬱るんです(;´Д`) |
5 | 1967 | 「ローズマリーの赤ちゃん」 アイラ・レヴィン |
日常の神秘と深秘のスキゾフレニア。 近影のほうがホラーとも(w |
順位 | 年度 | 作品/作者 | 思いの丈 |
1 | 1977 | 「星を継ぐもの」 ジェイムズ・P・ホーガン |
あのラストの衝撃度は忘れられない。 ぶっちぎりだんとつの1位です。 |
2 | 1997 | 「プランク・ゼロ」 スティーヴン・バクスター |
ことスケールなら宇宙一。 ジーリー(バリオン生命体!)最強説。燃え。 |
3 | 1961 | 「ソラリスの陽のもとに」 スタニスワフ・レム |
圧倒的な異能の海に慫慂・指嗾される、 メタラブストーリー。――だめ? |
4 | 1966 | 「月は無慈悲な夜の女王」 ロバート・A・ハインライン |
月面人の大革命ストーリー。 人口知能の逓増する人間味もグッド。 |
5 | 1995 | 「万物理論」 グレッグ・イーガン |
暖衣飽食な理論の七支刀。 "物理学は檻ではない。" |
6 | 1953 | 「幼年期の終わり」 アーサー・C・クラーク |
人類、存在の最終段階・形態を捉えた一。 宇宙人といい、ビジュアルが絶勝。 |
7 | 1970 | 「タウ・ゼロ」 ポール・アンダースン |
時間を超越したスペースオペラ。 その果てに見られる極限の人間ドラマ。 |
8 | 1957 | 「渚にて」 ネビル・シュート |
ただ人類死滅へと向かう物語。 譴責さえない正反合にただ痛心… |
9 | 1986 | 「たったひとつの冴えたやりかた」 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア |
異星物との交流を清潔に描く友情物語。 あたたくて、落涙必至・゚・(ノД`)・゚・ |
10 | 1962 | 「地球の長い午後」 ブライアン・W・オールディス |
植物性のセンス・オブ・ワンダー。 ツナワタリする植物蜘蛛の妙境よ。 |
順位 | 年度 | 作品/作者 | 思いの丈 |
1 | 1926 | 「アクロイド殺し」 アガサ・クリスティ |
もうこれは不動の冠冕でしょう。 年月の加護も受け恒久に不変。 |
2 | 1987 | 「しあわせの書」 泡坂 妻夫 |
空前絶後のメタトリック。 まさに最初で最後。 |
3 | 2004 | 「イニシエーション・ラブ」 乾 くるみ |
アージュ辺りがゲーム化したら すごいことになりそう(w |
4 | 1996 | 「星降り山荘の殺人」 倉知 淳 |
なぜだかとても印象に残ってる。 残らない方が不思議ですが(w |
5 | 1982 | 「斜め屋敷の犯罪」 島田 荘司 |
つっこみどころは満載だけど やっぱり絵的にかなりおもしろいよ。 |
順位 | 年度 | 作品/作者 | 思いの丈 |
1 | 1996 | 「すべてがFになる」 森 博嗣 |
このシリーズは青春なのですよ。 キーワードは浜中だっ(ヤメ |
2 | 1996 | 「絡新婦の理」 京極 夏彦 |
桜舞い散る女子校でくるくる回る礼二郎が 頭から離れてくれません(w |
3 | 1989 | 「生ける屍の死」 山口 雅也 |
殺害された人間が甦るメタ殺人事件。 私のお兄ちゃんです(w |
4 | 1990 | 「探偵映画」 我孫子 武丸 |
三兄弟や殺戮もいいけど、 やっぱこれが妙にそそられるなぁ。 |
5 | 1992 | 「法月綸太郎の冒険」 法月 綸太郎 |
カニバリズムが最強。 もう苦悩は雲散霧消したのかなぁ(w |
順位 | 年度 | 作品/作者 | 思いの丈 |
∞ | 1949 | 『九尾の猫』 エラリイ・クイーン |
マイベスト1。エラリイだけではない、 すべての"探偵"が"殺される"一作。 |
∞ | 1935 | 『ドグラ・マグラ』 夢野 久作 |
今夜チャカポコらない? いいわね、チャカポカりましょう。 |
∞ | 1865 | 『不思議の国のアリス』 ルイス・キャロル |
だれもがしってるへんてこな物語。 けれどいろあせないふしぎな物語。 |
∞ | 1953 | 『ナイン・ストーリーズ』 J・D・サリンジャー |
|
∞ | 1991 | 『内なる宇宙』 ジェイムズ・P・ホーガン |
極大にして極小の唯物作品。 ひもは閉じてなきゃ。 |
∞ | 1979 | 『死のロングウォーク』 スティーヴン・キング |
生きるために歩くだけ。カウント伯爵。 うさぎ |
∞ | 1976 | 『三毛猫ホームズの推理』 赤川 次郎 |
初ミスは強かった。 ホームズは名字ですよ? |
∞ | 1997 | 『笑わない数学者』 森 博嗣 |
MATHEMATICAL GOODBYE. そりゃぴょんと跳ねますわ。 |