平山 夢明 (ひらやま ゆめあき)

神奈川生まれ。
コンビニ店長、自販機の営業など様々な職歴の後、
映画の批評、来日俳優のインタビュアーなどを経て、
1994年、ノンフィクション「異常快楽殺人」でデビュー。
1996年、長編「Sinker 沈むもの」を発表し、小説家としてもデビュー。
フィクション・ノンフィクション、
死者・生者を問わず常に人間存在の「狂気」を
根こそぎ描き尽くそうとする筆致には定評がある。
1994「異常快楽殺人」★★★★

昼はピエロに扮装して子供たちを喜ばせながら、 夜は少年を次々に襲う青年実業家。 殺した中年女性の人体を弄び、 厳しかった母への愛憎を募らせる男。 抑えがたい欲望のままに360人を殺し、 現在厳戒棟の中で神に祈り続ける死刑囚…。 無意識の深淵を覗き込み、果てることない欲望を膨らませ、 永遠に満たされぬままその闇に飲み込まれてしまった男たち。 実在の大量殺人者七人の究極の欲望を暴き、 その姿を通して人間の精神に刻み込まれた禁断の領域を探った、 衝撃のノンフィクション。 7人の大殺人鬼の生涯を描いたノンフィク殺人記。 割りとグロいのであしからず。 みんな幼児期に問題があって、悪人に思えないのが感慨深いです。 どの殺人犯だって"ちゃんと教育"されてれば"普通の人間"になってるよな。 先天性の異常の場合もたまにはあるだろけど。 くわばらくわばら。調法欠如。 目次のコピペ 人体標本を作る男    エドワード・ゲイン 殺人狂のサンタクロース アルバート・フィッシュ 厳戒棟の特別捜査官   ヘンリー・リー・ルーカス ベトナム戦は終わらない アーサー・シャウクロス 赤い切り裂き魔     アンドレイ・チカチロ 少年を愛した殺人ピエロ ジョン・ウェイン・ゲーシー 人肉を主食とした美青年 ジェフリー・ダーマー やはりこういったものや、鶴見済のアレなんかも かじっておくと、ミステリに深みが出ますねえ。
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