三浦 綾子 (みうら あやこ)

1922.4.25〜1999.10.12
北海道旭川市生まれ。
1939年、旭川市立高等女学校卒業。
その後(7年間)小学校教員を勤めた。
結核や癌などたび重なる病魔に襲われながら筆をとる。
代表作は1966年「氷点」か。
(番組「笑点」の由来ともいわれている)
故郷の北海道旭川市には三浦綾子記念文学館がある。

超参考
1932「塩狩峠」★★★★★

結納のため札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車が、 塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れ、暴走し始めた。 声もなく恐怖に怯える乗客。 信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた…。 明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、 自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、 愛と信仰に貫かれた生涯を描き、人間存在の意味を問う長編小説。 説明無用な名作。 あの手のは好きじゃない私でもかなりきましたから。 ロバのように号泣・゚・(ノД`)・゚・ しかもこれノンフィクションみたいですからねー。 でも今 思い返せば乗客の反応がいまいちかも。 一方的に背負わされるのは嫌だな。
1977「残像」★★★☆☆

女性を妊娠させて自殺に追いやった長兄、 体面を気にする教育者の父、小心な母。 暗い家庭に弘子の悩みは深い…。 醜悪な人間像を描きながら愛することの重みを切々と語りかける。 (解説・佐藤喜一) ハートフル家族小説、とでもいいましょうか。 あ、結構ドロドロですけど(w 展開は"家族とはなんぞや"的で至ってまじめ。 途切れるようなラストは物足りないかな。
1977「裁きの家」★★☆☆☆

エゴが衝突する重苦しい空気の漂う裁きの場― 現代の家庭とは何なのか。 札幌を舞台に、愛の絆を喪失した現代人の孤独な内奥と原罪をつき、 家庭のあり方を問いかける話題作。 (解説・佐古純一郎) こちらも上のに似てます。 社会派ともいえるんですかねー。 あのオチはもういいって。
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