殊能 将之 (しゅのう まさゆき)

1964.1.19〜
福井県生まれ。
名古屋大学理学部中退。
1999年「ハサミ男」で第13回メフィスト賞を受賞し鮮烈デビュー。
現代のレックス・スタウト(料理好きだけw)

(ΘωΘ)

OHP
超参考
著作リスト
No. 年度 タイトル 備考
1999 ハサミ男
2000 美濃牛 石動戯作シリーズ
2001 黒い仏 石動戯作シリーズ
2001 鏡の中は日曜日 石動戯作シリーズ
文庫版は「樒/榁」を同時収録
2002 樒/榁 石動戯作シリーズ
2003 子どもの王様
2004 キマイラの新しい城 石動戯作シリーズ
1999「ハサミ男」★★★☆☆

連続美少女殺人事件。 死体ののどに突き立てられたハサミ。 その残虐性から「ハサミ男」と名づけられたシリアル・キラーが、 自分の犯行を真似た第三の殺人の真犯人を探す羽目に…。 ミステリ(以下略) 星5つでしたよ、ネタバレさえされてなきゃ… 嗚呼、口惜しい、忌々しいヽ(`Д´)ノ ネタバレされててもかなり面白かったですからねえ… 皮肉に黒いユーモア文体万歳!
2000「美濃牛」★★★☆☆

病を癒す力を持つ「奇跡の泉」があるという亀恩洞は、 別名を〈鬼隠れの穴〉といい、高賀童子という牛鬼が棲むと伝えられていた。 運命の夜、その鍾乳洞前で発見された無惨な遺体は、 やがて起こる惨劇の始まりに過ぎなかった。 古今東西の物語の意匠と作家へのオマージュが散りばめられた傑作。 石動戯作シリーズ第1弾。 これだけ熱い牛の話は聞いたことない(w 本筋じゃない部分の方が面白いのは 殊能たんの持ち味ですねー。 ↑かなりの誉め言葉(w どこまでパロディなのかもポイントのはず。 あと料理の描写がうますぎ。ジュルリ。
2001「黒い仏」★★★★

九世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、 一つの指紋も残されていない部屋で発見された身元不明死体。 無関係に見える二つの事柄の接点とは? 日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する二つの力。 複雑怪奇な事件の解を、名探偵・石動戯作は、導き出せるのか? 賛否両論、前代未聞、超絶技巧の問題作。 石動戯作シリーズ第2弾。 あわわわわ、何よ、あのラスト。もう超好き。 ありえない。ありえない。 殊能たんは漢だねぃ。惚れたよ。。
2001「鏡の中は日曜日」

かくて閉幕――名探偵、最後の事件! 歪な館、梵貝荘の惨劇。名探偵の死にざま。 鎌倉に建つ梵貝荘は法螺貝を意味する歪な館。 主は魔王と呼ばれる異端の仏文学者。 一家の死が刻印された不穏な舞台で、深夜に招待客の弁護士が刺殺され、 現場となった異形の階段には1万円札がばらまかれていた。 眩暈と浮遊感に溢れ周到な仕掛けに満ちた世界に、 あの名探偵が挑む。隙なく完璧な本格ミステリ! 石動戯作シリーズ第3弾。
2002「樒/榁」

ドまん中の密室トリックにして前代未聞のクセ球! 天狗を目撃したという宮司がいる荒廃した寺で、 御神体の石斧が盗まれた。 問題の“天狗の斧”が発見されたのは完全な密室の中。 おびただしい数の武具を飾る旅館の部屋の扉を破ると、 頭を割られた死体と脅迫状が。 悲運の天皇、崇徳院を巡る旅の果てに 事件と出遭ったかの名探偵の推理は。謎と企みに満ちた本格! 石動戯作シリーズ第4弾。
2003「子どもの王様」

ショウタの親友トモヤは学校にはほとんど行かず本ばかり読んでいる。 そのせいか途方もないつくり話をよくする。 この団地の外側には何もない、 現に団地の案内図には外側なんて描いてないじゃないかという。 今日も学校はあったよとショウタがいうと、 昨晩大急ぎで造ったのさ、といった調子だ。 他にも団地に住む西の良い魔女と東の悪い魔女の話とか、 残虐非道な子どもの王様の話とか……。 だがある日、ショウタはトモヤがいうとおりの姿かたちをした男を目撃する。 もしかしてあれが子どもを穴蔵に閉じ込め、 召し使いとしてこきつかうという子どもの王様?
2004「キマイラの新しい城」

事件発生は750年前!古城の密室に石動戯作が奇抜な演出で挑戦する! この話を書けるのは殊能将之の他にいない! 「私を殺した犯人は誰なんだ?」 欧州の古城を移築して作られたテーマパークの社長が、 古城の領主の霊に取り憑かれた!? 750年前の事件の現場状況も容疑者も全て社長の頭の中にしかない。 依頼を受けた石動戯作も中世の人間のふりをして謎に迫る。 さらに、現実にも殺人が! 石動はふたつの事件を解明できるか!? 石動戯作シリーズ第5弾。
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