リリアン・J・ブラウン (Lilian Jackson Braun)

プロフィール不詳(^^;
しかたなく著作リストでも。
〜シャム猫ココ・シリーズ〜

1966 The Cat Who Could Read Backwards 猫は手がかりを読む
1968 The Cat Who Ate Danish Modern 猫はソファをかじる
1968 The Cat Who Turned On And Off 猫はスイッチを入れる
1966 The Cat Who Saw Red 猫は殺しをかぎつける

(当時ネコが不人気のため、いったん、筆を折る)

1987 The Cat Who Played Brahms 猫はブラームスを演奏する
1987 The Cat Who Played Post Office 猫は郵便配達をする
1988 The Cat Who Knew Shakespeare 猫はシェイクスピアを知っている
1988 The Cat Who Sniffed Glue 猫は糊をなめる
1988 The Cat Who Had 14 Tales 猫は14の謎をもつ(短篇集)
1989 The Cat Who Went Underground 猫は床下にもぐる
1990 The Cat Who Talked To Ghosts 猫は幽霊と話す
1990 The Cat Who Lived High 猫はペントハウスに住む
1991 The Cat Who Knew A Cadinal 猫は鳥を見つめる
1991 The Cat Who Moved A Mountain 猫は山をも動かす
1992 The Cat Who Was't There 猫は留守番をする
1993 The Cat Who Went Into The Closet 猫はクローゼットに隠れる
1994 The Cat Who Came To Breakfast 猫は島へ渡る
1995 The Cat Who Blew The Whistle 猫は汽笛を鳴らす
1996 The Cat Who Said Cheese 猫はチーズをねだる
1997 The Cat Who Tailed a Thief 猫は泥棒を追いかける
1998 The Cat Who Sang for the Birds 猫は鳥のために歌う
1999 The Cat Who Saw Stars 猫は流れ星を見る
2001 The Cat Who Robbed A Bank 猫はコインを貯める
2001 The Cat Who Smelled A Rat 猫は火事場にかけつける
2003 The Cat Who Went Up the Creek 猫は川辺で首をかしげる
    The Cat Who Saw Red
1966「猫は殺しをかぎつける」★★★☆☆

きっかけはマウス・ハウスでひらかれたディナー・パーティーだった。 グルメ記事の担当になった中年の新聞記者クィラランは、 そこで昔の恋人と再会した。 彼女は今では陶芸家と結婚し、自分も女流陶芸家として活躍していた。 ところが、まもなく行方知れずになってしまったのだ。 夫婦げんかが原因の家出と思えたのだが… 過去に忌まわしい事件があった邸で次々起こる怪事件。 新聞記者クィラランは、 推理能力を秘めた飼い猫ココとともに驚くべき真相を掘り起こす。 アメリカ探偵作家クラブ・ペイパーバック賞候補の 猫好きに捧げる新シリーズ第一弾。 シャム猫ココ・シリーズの第4弾。猫ミステリ(w 上やカバーに"新シリーズ第一弾"なんて書いてあるけど、 日本で翻訳されたのが第一弾ってだけなようです。 だまされた…orz HMともあろうトップブランドが紛らわしいことすな… (今にはじまったことじゃないけどw) でもシャム猫のココ(♂)とヤムヤム(♀)が 途方もなくかわいすぎるので、よかですよかです(#´Д`) ミステリとしては本格といいがたいけど、 ユーモアがたっぷりで楽しく、生き生きした猫の描写も秀逸。 もうニヤけがおさまらねぇ(w# 彼女が小説を書くようになったのは、 初めて飼った愛猫(シャム)を10階から突き落とされ 殺されたからという悲劇的なきっかけだそうです。 それを忘れるために書いた短編がEQMMで掲載され、 その折にクイーンにもっと猫の話を書くよう勧められたとか。 猫好きなら必読ですよ〜、 まずは「猫は手がかりを読む」ですけどね(w
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