ライン・ダグラス・ピアーソン (Ryne Douglas Pearson)

アメリカの作家・脚本家。

作品は「ノウイング」「マーキュリー・ライジング」
「地球が静止する日」「シンプル・サイモン」など映画向けが多い。
    Knowing
2009ノウイング★★★☆☆

9歳のケイレブは、50年前のタイムカプセルから1枚のメモを持ち帰る。 宇宙物理学教授の父ジョンは、メモに羅列する数列が過去に起きた 大惨事の日付、場所、犠牲者数を示していることに気づく。 数列が予知したこと―それは、地球の消滅だった。 アイ.ロボットの監督が驚愕の終末を描いた超大作を完全ノベライズ。 ある小学校の創立記念式典でタイムカプセルを埋めることに。 生徒たちが未来を想像した絵を入れることになったが、 ひとりの少女が何かに憑りつかれたかのように画用紙いっぱいに数字を書き始める。 そして50年後、この奇妙な用紙は生徒のケレイブの手元に舞いこみ、 その父ジョンの目にとまる。やがてこの数列が不吉な予言であると発見するが―― 映画ありきの一作(脚本?)のようで、映画化もされています。 人類滅亡を示唆したような予言のミステリーと 登場人物たちの周りに現れる謎の黒コートの男など魅力的。 非常にテンポがいいので映画1本見る感覚で読破できます。 ところで結局ルシンダの予言は"彼ら"の電波(ささやき)を書いただけだったのかな? それだと目的がよくわからないんですよねぇ。 ケレイブ(アビー)を座標に誘導するためだけではあまりに回りくどいw 決定論云々ももう少しつっこんでほしかった。 安易な救いのない滅びエンドはよかった。これ起こりえるのでしょうか?
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